”憶える”

『引き出し日記』がめっちゃ良いって話をしたい

2023年はアウトプットをどんどんしていく年にしたい。
と、思っていた矢先に「めっちゃ良いもの」を見つけてしまって、この気持ちをどうにか発散させたくなったので、早速書き置きたいと思います。

 

 

▶『引き出し日記』とは・・・

タイトルにある『引き出し日記』とはなんぞや・・・というと、日記アプリです。

これはただの引き出し

公式さんの紹介文を引用します。

引き出し日記は、日々の出来事を時間とともに、かんたんに記録しそして記憶できるアプリです。

その瞬間を記録できるので、「あとで日記に記録しよう…」と思って数十分後には書きたい内容を忘れてしまっている、ということがなくなります。思ったことをすぐに書ける自分だけのタイムラインの誕生です。

今という瞬間を記録し、数日後に振り返ってみましょう。「特に変化はなかったなぁ」と思っても…1日の終わりに日記を開いてみると、「意外といろいろ考えていたんだなぁ」、と気付くことがあるものです。
「引き出し日記 - つぶやくようにメモ、瞬間を時間と一緒に記録」-App storeより

紹介文・・・めっちゃいいなぁ・・・
アプリをインストールしてから読んだ紹介文だけど、なんかあったかい。

 

さて、なぜ急に日記アプリの話なんてしようと思ったのか?というと、「日記が書きたいのに日記が続いたことがないから」です。いたってシンプルな理由。(3ヶ月が最高記録、結構すごいと思ってる)
とにかく「継続すること」が人生の中で一番苦手であると自覚しているくらいほんとに続かない。
SNSでも良いけど、SNSに投稿するほどでもないことやSNS上には吐き出したくないこともあるし、そもそも外向きな言葉に書き換えてしまうこともあるから、自分だけで見返したり、振り返ることが出来る日記を書きたい。
では、なぜ日記が続かないのか、この記事を書くために改めて考えてみたら、いくつか理由が浮かんできました。

▶なぜ日記が続かないのか

  • 日記を書こうとなるとどうしても「一日の出来事を全て書き残そう!」と意気込んでしまうから負担に感じてしまう
  • 1日書かない日があると溜まっていっちゃうので負担倍増、更に書かない
  • (日記帳を使っている時のみ)自分が書く字のコンディションによって書く気が失せる
  • (日記アプリを使っている時のみ)機能が複雑で使いこなせないとイライラする
  • (日記アプリを使っている時のみ)「日記を書く時間だよ♪」みたいな通知が届いたりすると煽られてるような気分になる


・・・なんだか、わたしは日記に対して苛立ち過ぎじゃないだろうか?ただの短気かよ。
そんな感じで色々なものを試しては消し、試しては消しを繰り返し、日記とともに歩む人生を諦めていた2022年までのわたしに光が差してきました。

 

apps.apple.com

play.google.com

 

詳しい機能紹介はそれぞれのStoreで開発者さんが丁寧に説明をしてくださっているので、「わたしが思う『引き出し日記』のいいな~ポイント」を箇条書きしていきたいと思います。

 

▶『引き出し日記』のいいな~ポイント

  • Twitterのつぶやきみたいで自分が思ったことや感じたことをすぐに(ほんとにすぐに)書きにいける、書きにいきたくなってしまう気楽さ
  • 全体的に丸みのあるデザインでかわいい、なおかつシンプル
    • 無料でもテーマカラーやフォント(種類豊富でうれしい)を変えられる

      わたしは「ZenMaruGothic」にした(丸くてかわい~~)
  • ラベル(タグ)やワード検索が出来る

    下の左から2番目のアイコンをクリックすると出てくる画面

    ラベル(タグ)は自由に作成可能

    言葉を入れると該当する投稿を引っ張ってきてくれる(便利~~)
  • 画像や音声を貼り付けられる
    • 画像は1投稿につき複数枚OKなのもすごい
  • 週単位で見やすい
    • 週初めを日or月で変更もできる
  • 通知機能が無い
    • 通知が来ると「書かなくちゃ!」と無意識的にストレスを感じるので、自分が思い立った時に書きにいける
  • 運営チームがTwitterやnoteをやっているtwitter.com

    note.com

 

▶まとめる

使用して数日だけど無料でも充分に使えて、ここまで「いいな~ポイント」が出てくるアプリはそうそう無い気がしています。
それだけ、自分の理想に近いアプリなんだろうと思ってます。
満足度が高くて、うれしい気持ち。
ちなみに「イマイチ・・・」とは「ここは・・・」と思う部分は今のところ特に無いです。
こちらのサイト内レビューでも結構評価されてる

 

なんだか素人ながらにすごい語ってしまった気がする・・・けど、好きなものについて話すのは楽しい。
引き続き、『引き出し日記』を愛用させてもらいつつ、ブログで長い文章を書くことも1シーズンに1回くらいしていけたら良いなぁと思う、今日この頃。

2022年を振り返ろう(7~12月編)

上半期でも相当濃い日々を送っていましたが、下半期も濃い。
2022年、忙しかったな。早速、振り返ります。

 

  • 7月

関取花『また会いましたね』リリース

・海がある場所にたくさん行く

・花火する

 

  • 8月

・『無駄展』@渋谷

・『紙博』@東京都立産業貿易センター

岡崎直哉さんの作品

・川越花火大会

雨が降っていた中だったけど穴場で見られた

 

  • 9月

・お前らさんたちとキャンプ
水上アスレチックとやらをやってみたが、ハードな遊びだった。
すごい高さのある滑り台に挑戦出来たのが嬉しかった。
共通の趣味がある人達とキャンプで同じ釜の飯を食えるなんて、人生は分からなくて楽しいと思った。

こういう時に食らう焼きそばって普段の数倍はおいしく感じる

・鎌倉で美味しいもの食べる

・『緑黄色社会 × 日本武道館 ”20122022”』@日本武道館

・人生3度目のSup@赤谷湖

 

  • 10月

・『エリザベート』@帝国劇場
ずっと応援している俳優さんの大事なイベントを自分の都合で飛ばしてしまった後、何故か私が観に行こうとした公演のみ中止になり、機会が恵まれてなかったご贔屓の姿をようやく観られて感動もひとしおだった。

・『トーキョーマウンテン”山びこ響く”』@多摩あきがわLiveForest自然人村

・初めてのジブリ美術館

たぷすけ(おばけトトロ)を連れ帰ってきた

・日食なつこ『令和モダニズム』@山形文翔館

 

  • 11月

関取花『また会いましたね』@EX THEATRE ROPPONGI

・高尾山登山
人生2度目の登山は自分の健やかさが増しに増していたからか、頂上まで登り切るのがしんどくなっていた・・・。
ただ、秋の時期に登れて、景色も綺麗だったし、帰りに行った温泉が最高だった。

・『東京蚤の市』@国営昭和記念公園



  • 12月

・結婚式写真のサポートをする
学生時代の友達から結婚式で使う写真を撮って欲しいとのリクエスト。
どう撮ればいいか悩んだけど、悩む必要なんて無い程に楽しくて、その感情が反映されたのか自然に近い表情のものが多くて嬉しくなったし、本当に夫婦になったんだな〜と感慨深くなった。我ながら良い仕事した!

・『HOLIDAY CIRCUS』@東京国際クルーズターミナル

・『東京クリスマスマーケット』@日比谷公園

・『しん劇!ケツだけワンダーランドの大冒険』@池袋サンシャインシティ

まさおくんのおケツが硬かった

植田佳奈さん個展『excavation sign』@Green thanks supply

 

 

・・・多い、見返すとすご~~~~く多い。


2021年も忙しい年だったけど、2022年はそれよりも忙しなく動いていた1年だった。
ふらっと大阪まで旅行に行ってしまうし、広島も行ってしまうし。
公私の比率としては「公3:私7」くらいにバランスがプライベートに偏りがちだったから、そのバランスを整える2023年にしたい。
あとはインプットすることがたくさんあって、そのたびにアウトプットしたかったけど、次から次にインプットすることが舞い込んできて、それどころではなかったので一呼吸置くことを忘れずに過ごしたい。

 

でも、毎年毎年、人との出会いが広がって、いろんな価値観と出会って、楽しいを更新出来ているように思うのは少しずつ自分の輪郭がはっきりしてきたような気がして嬉しい。

 

2023年も健やかに、楽しく、自分に正直に、充実させていくゾ。

 

2022年を振り返ろう(1~6月編)

2022年は長い文章を不定期でも月一くらいで書けたら良いな~と思っていたら、あっという間に大晦日
初っ端から反省しているけれど、「振り返りブログを書かねば年は越せん・・・!」ということで今回も二部構成で書き置いていく。

2021年の振り返りの時に「本当なら年末年始のお休み中に2021年の総括をしたかったのに、見事に風邪で寝正月を過ごしました。」と書いているけど、2022年も自宅待機をしている。
何なんだ、ほんとに。

 

  • 1月

関取花ちゃんに”おにぎりちゃん”ツイートを拾ってもらう

・『ポール・コックス展』@板橋区立美術館
体験型の展示で自分の名前を作ったりするのが楽しかった。小さい子がたくさんいた気がする。

「猟師」と「のっぺらぼう」

・『ドローイングとは何か』展@東京都美術館

・フォロワーさんにカメラ教えてもらう
まだカメラは購入出来ていないわけですが、内蔵カメラでは出せない雰囲気に魅力を感じてしまったので、2~3年以内にはカメラを買っている気がする。

長年やっているであろうお店の佇まいが良い

多摩川で石拾い
良い石があったので夢中で探していたら、ズボンの股が裂けてそのまま帰った。
「股部分の縫製がしっかりしていること」が購入条件に加わった記念日となる。
中にレギンス履いていなかったら寒かっただろうな。

マドレーヌみたいな石

はんぺんみたいな石

しんちゃんの顔みたいな石

 

  • 2月

・人生初めてのスノーボード
たのしんどい。
なんだかんだスノーボードのハウツー動画ばかり見ている最近、しんどいけどもう一回やりたい欲を秘めている様子。

ゲレンデで食べたおでんが五臓六腑に染み渡った

・『描くひと 谷口ジロー展』@世田谷文学館

 

  • 3月

・自分の誕生日

・日食なつこ『ミメーシス』リリース

・月末にコロナに罹患する

kihontekinionakasuiteru.hatenablog.jp

 

  • 4月

・『ダミアン・ハースト展』@国立新美術館

・airiさん個展『黒の解剖学』

緑黄色社会『Actor tour 2022』@埼玉・三郷市文化会館

・日食なつこ『蒐集行脚』@ブルーライブ広島

 

  • 5月

・弾丸大阪旅行

・日食なつこ『蒐集行脚」@LINE CUBE SHIBUYA

・『ボテロ展』@Bunkamura ザ・ミュージアム

植田佳奈さんの作品をお迎えする

フォルムがかわいい

・山梨に誘拐される
行き先が直前までわからず連れて行かれた先に待っていたのは、美味しいものでした。

 

  • 6月

・『東京蚤の市』@国営昭和記念公園

・『日比谷音楽祭』@ミッドタウン日比谷

 

・・・なんか出来事が多すぎる。のに、まだ半分残っている。
引き続き、7~12月編も書き置きます。

人生の三つの坂のまさか

新型コロナウイルスに感染した。

 

まさか・・・とは思う反面、常時在宅ではない勤務体制だったので普通に公共交通機関は使うし、人混みがある場所にも出歩いていたりもしていたし、この何回も大きな波の中で罹らなかったことが奇跡だったのかもと思うくらい。

 

罹ってからというものどうすればいいかを調べたり考えたりしていたことや、体調をすべてメモに残していたので、貴重な経験の一つとしてブログに残しておく。


陽性判明してからしたこと

  •  抗原検査で陽性が判明してから(発症2日目まで)
    • 翌日受けるPCR検査の予約
    • 職場への報告と勤務調整
    • 近くに住んでいる身内への報告と今後の対応方法を決める
    • 家族への自室への立ち入り禁止令、マスク着用令
    • 洗濯やゴミが出た場合は自室で保管する
    • お手洗い、お風呂は入ったら都度消毒

感染の疑いを持ったのは職場で仕事をしていた時で風邪の時のような喉の違和感があったのに加えて、普段腫れることが滅多にない位に扁桃腺が腫れていて「ちょっと怪しいぞ?」と思ったのが最初。

自分で検査をしないといけないから正確性あるのか不安だったし、陽性反応出てからも「これ陽性で合ってるんだよね?」「ほんとに陽性だったらどう報告しよう」「家族に移してたらどうしよう」とかいろんな不安に襲われた中で物事進めていかないといけない焦燥感がすごかった。
念の為2回検査をして、どちらも陽性ライン。
上司に報告と家族への報告を済ませて、そこからは家族との接触を一切無くした。

 

  • PCR検査で陽性が判明してから(発症3~4日目)
    • 濃厚接触者に該当する同居家族のPCR検査予約
    • すぐに宿泊療養窓口に連絡、最短でホテル療養への切り替え調整
    • 近くに住んでいる身内に宿泊療養で必要になるものを買ってきてもらえるよう依頼
    • 宿泊療養用の荷造り

結果、PCR検査もしっかりと陽性。
抗原検査の時よりかはまだ冷静ではあったものの、家族に移さないように生活する難しさを身を持って知った。
とにかく、とにかく「絶対に移してはいけない・・・」と自主隔離と消毒に注力しまくったせいで自宅にあるビニール手袋の在庫が切れた。

発症して翌日からいきなりインフルエンザに罹った時のような症状(咳、鼻水、喉の痛み、倦怠感、38℃以上の高熱、動悸、寒気)が出る。
不幸中の幸いで味覚や嗅覚障害は出ていなくて、食欲もあった。

 

  • ホテル療養中の生活(発症5日目~)
    • 行きは専用タクシーでの送迎あり(一般のお客さんが乗車するタクシーには無い厳重なビニールカーテンと換気口が備え付けられてた)
    • 毎日7:00と16:00に療養者専用システムへの体調報告
    • 毎日7:00と12:00と17:00にお弁当配布(水分やアメニティもある)
    • 上記以外で部屋外に出るのは一切禁止

大きな波がある時期ではなかったのが幸いしたのか、結果が分かってから1~2日後にはホテル療養に切り替えられた。

ホテル療養中はほとんど熱が出ることもなく、酸素飽和度も安定。風邪の治りかけのような感じが続いた。
決まった時間に体調報告、食事受け取りをする必要があったものの、他の時間は自由だったので快適に過ごせた。
ホテル療養だと体調をシステムで報告しないと行けないし、体調によっては直接看護師さんが内線電話で確認をしてくれたりもして、そういった面での安心感もすごくあった。
それでも外出出来ないし、窓が開かないから換気も出来ないしで、閉塞感があったのはストレスにはなってた。

 

ホテル療養の持ち物

○持参必須だと思ったもの
延長コード(枕元にコンセントなくて超不便になる)
リップクリーム(ホテル内乾燥しまくり)
タオル類(アメニティで置いていないので持ってこないとお風呂入れない)
PC、充電器、部屋着、マスク、スキンケア一式、常用薬、レトルトスープ、下着類、生理用品、靴下

○持参してよかったもの
好きな飲み物(水やお茶、野菜ジュースは配布していたので自由に飲める。ただ、ホテル内の自販機は使用出来なかったから紙パックジュース持っていって良かった)
イヤホン、帽子、ウェットティッシュ、歯ブラシセット、のど飴、ヘアバンド、スリッパ、お菓子、爪切り

○持参してもほとんど使わなかったもの
カップ麺(お弁当が充実していたので荷物になっただけだった)
ふりかけ、紅茶とかのティーバッグ、マグカップ

○参考にした情報

note.com

 

ホテル療養中のお弁当

ホテル療養に際して情報を色々調べていて、「コンビニ弁当みたい」やら「中抜きされてるようなお弁当」やらネガティブなイメージが強くあって心配だった。

けど、実際に出されたお弁当はどれも充実していたし、ちゃんと野菜も含まれていて、正直いつも仕事中に食べている昼食よりもバランスが良いんじゃないかと思うほど。
(お弁当以外にもインスタント味噌汁も一食に付き一個もらえたりもした)

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ホテル療養中のお弁当ラインナップ①

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ホテル療養中のお弁当ラインナップ②

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1回だけ出されたJAL機内食のお花見弁当(豪華だし、美味しかった・・・)


 

療養が必要とされる期間は過ぎたので仕事にも復帰しているわけだけど、若干後遺症みたいなもの(息苦しさ、喉の痛み)が残っていて「これが例のか~」と少し他人事ですが、普通に罹らない方がいいと思った。

誰かに移してしまっているんじゃないかって恐怖と重症化するんじゃないかって恐怖が尋常じゃないし、普通にインフルエンザより辛かったし、仕事を調整しないといけないし、給料は出ないし、多少でも後遺症残るし。

 

ただ、気が滅入ってる中でもとにかく迅速に対応してくれる電話越しの人たちに心救われた気がする。
これを一日何名、何十名、何百名も対応しているとなると相当疲労するだろうに。
あとは家庭内感染を防げたのはなんとなく自分の中で救われた出来事だった。

コロナの対応がうんたらかんたらと文句垂れてたこともあったけど、いざ自分が罹ってみて、ホテル療養中も体調気になったら看護師さんが連絡入れてくれるし、職員さんもお弁当をスムーズに提供してくれるし、そうやって尽力してくれる人がいることに対して、有り難い気持ちでいっぱいになった。
この二年間弱のいろんな波の中で相当体制が整えられてきたんじゃないかと想像する。

 

今後も変異していくヤツと共存していかないといけなさそうだけど、まさかまさかの二度も罹らないように対策は続けるとす。

 

いつでも自分は自分の味方であるために

誕生日を迎えた翌日にオンラインカウンセリングを受けてみた。
というのも、3月はなぜか心が落ち着かない事が多いから。誕生月なのに・・・誕生月だから・・・?
おそらく新生活のにおいがしてくるから無意識レベルに心が反応しているんだと思う。あとは自分へのプレッシャー。

 

今回は特に心がマイナスな方向に傾いていると自覚(偏食がちになる、興味がある分野へのモチベーションが低下する)出来たから、その状態になるのはなぜなのか?
その感情の根っことなる部分を探すきっかけになればと思って勢いに任せてみた。

 

今回使ってみた「cotree」

cotree.jp

 

初めて使ってみて「自分に適している感情の整理方法だなぁ」と感じた。
何かしらの媒体(主にSNS)を通してアウトプットすることは多いけど、何も介さず対人で物事を伝えるとなると言葉の不器用さや感情がとても動いてしまうことが多いとなんとなく自覚しているから、一定の距離感が約束されている話を聴くプロフェッショナルな人に話す気楽さがあった。
(というか、シンプルに担当カウンセラーさんのスタンスとの相性が良かったんだと思う。)

 

深呼吸から始まり、今どんな感情が現れているのか、その感情を氷山モデル化してみて表面化していない深くにある感情をワーク(※)を通して探っていく、みたいな。
※自分の中にあるネガティブな感情の抱き方のチェック、中核的感情欲求のチェックワーク、早期不適応的スキーマの活性化チェック

 

ワークを通してみて、自分の中にある「怒り」「悲しみ」の感情にフォーカスすることは多くても「恥(シェイム)」の感情にフォーカスすることはなかったと新たな発見ができたこと、インナーチャイルド(内なる子ども)を認識する大切さを知れたこと、核心に自ら迫ろうとした時、自分でも思っていなかった感情の波がやってきたのが意外だった。
まだまだ自分が知らない自分がいるみたい。
他にも自己完結するのではなく、完結・解決していなくても感情を言語化SNSに投稿してみる)のは感情を整理するには良い方法だったと知れたし、好きな事が多くあるのは精神衛生上でも良いと分かったのも、よかった。

カウンセラーさんのフィードバックメモより引用

コア・シェイム、つまり自分の存在に関わる深い恥の感情。
これは自然に沸き起こるものではなく、何らかの状況下で「外から植え付けられた」もの。つまり、生まれながらの性質や、恥ではない。
恥が強い破壊力を持つのはそれが様々な身体感覚と結びついた自意識感情だからである。
よく似た感情で「罪悪感」がある。
恥は教えられなくても感じるが、罪悪感は「こういうことはよくないよ」と教えられて知る感情。
特定の具体的な行動について後悔や反省、問題を解決したい気持ちへと結びつくのが罪悪感。
恥は理屈抜きの身体感覚として襲ってくるため罪悪感よりもさらに強烈な行動規範となる。
もし辛い時、頭に「悪いことが起きるのは「全て自分のせいだ」などの自動思考が浮かんだら「これは自分のものじゃない!」と心の中からつかみ出して放り出すイメージをしてみる。

参考文献:岩壁茂著書「生きづらさの根っこにあるもの」アスク・ヒューマン・ケア発行

 

今後もカウンセリングを受ける前のように心が落ち着かない時期が予告も無くやってくるんだろうけど、対処法が見つかったのでなんとかやっていけそうな気がする。

 

たまに自分でも「生きづらそうにしてるなぁ」と思うことがあるし、周りからも言われたこともあるけど、好きなところと嫌いなところ含めそれが自分であることにかわりは無いので、生きる知恵を少しずつ拾い集めてうまく共存していけたら良いな。