馬鹿な僕らでいようぜ
3/10にリリースした日食さんの「音楽のすゝめ」を聴く。
日食さんの本当の姿なんぞ知ることは一生ないし、知ろうとするなんてそんなのおこがましいにも程があるけど、あの人は心の底に暖炉に灯る火みたいなあったかさを持ってるんだろうなと思った。じゃなきゃ、あんな歌詞書けない。
一歩先に行ってて、待っていてはくれない。こちらを振り返ってはくれない。
それでも背中は見えるような距離感でいてくれる歌詞を書く人だと勝手に感じてる。
今回の「音楽のすゝめ」の歌詞にある
一つ、二つ、三つ、四つ、五つ、六つ、七つ、八つ、九つ。
数字の部分だけ一人で歌っていないような作り方なのは、日食さん一人の思いだけでなく、誰かの思いも携えてる、そんなのをイメージしてるのかなあ、となんとなく解釈してみたりもして。「独りじゃねえからな」って伝えてくれてるような感じ。
九つ、即ち音楽これ人の心
絶やしちゃいけない人の命
そのものなんだよ
九つにコロナによって「不要不急」とむやみにカテゴライズされた音楽にまつわる行事が出来なくなってしまった悔しさ、怒りの感情も含まれているような気がして、胸が締め付けられた。
たくさん聴こう。次のライブまでたくさん聴こう。
早く、何より早く、コロナに怯えない明日が来い。